ピルやコンドーム以外の避妊方法がある!殺精子剤で妊娠を回避!

望まない妊娠を避けるためにも性行為を行う時には避妊を行うべきもので、避妊として一般的に用いられているのが、コンドームです。これ以外にも女性が行うことで妊娠を避けることができるピルやIUD(子宮内避妊具)があり、また物理的に不能にする不妊手術といったものもあります。これらは医師も認める確実性の高い避妊方法ですが、それらよりも劣るものの効果が期待できる避妊方法はいくつかあり、そのひとつが殺精子剤です。

殺精子剤は、その名の通り精子を殺してしまう成分であり、これを膣内、特に子宮口周辺に成分を留まらせることによって精子が子宮内に入ってくることを防ぐものです。殺精子剤の種類は発泡剤、クリーム、ゼリー、膣座薬などがあります。使われる成分としては界面活性剤で、界面活性剤の作用により精子にダメージを与えることで機能を失わせるというものです。殺精子剤のメリットは女性が主導して行うことができるほかピルと異なり副作用がほとんどありません。あくまでも仕組みとしては精子の機能を失わせることですから、女性にも男性にも影響がありません。

一方で一般に使われていない理由はデメリットが多いことで第一には、避妊率の低さです。避妊率は80%から70%とピルやコンドームと比べても低く妊娠する可能性としてみれば高いものになります。さらに使用するタイミングは、ペニスを女性器に挿入する10分前であり、持続時間も60分程度です。持続時間は60分とはいいますが、膣内の分泌液の量によっても左右されるほか、上手く子宮口付近で殺精子剤が存在しないと避妊効果も失われます。

使い方としてはクリームやゼリーなどは指先に薬剤を塗って塗布するものです。膣座薬は薬剤を膣内に挿入するだけですので手軽です。ただ指先で塗布するにしても座薬にしても、上手く膣の奥まで達していないと効果が薄れます。それと界面活性剤および発泡剤ですから、性行為中に泡が出やすくなります。それと膣の分泌液が多い場合には流れ出してしまうことがあり、やはり効果が薄れてしまうものです。

このようにデメリットの多い殺精子剤であるため、コンドームやピルほど有名な避妊方法とはなっていないのが現状といえます。また費用も相応に掛かるものの避妊効果としてはそれに見合うだけのものがありません。しかし、薬剤師のいる薬局やドラッグストアで購入することができるものですし、また男女ともに身体に与える影響がありません。